2012年09月22日

アルシオーネのホイールベース


■2012/09/07
MLに以下の記事が紹介された

▼NORIMONO-ZUKAN(ノリモノズカン) 2004/04/07
「突き抜けた者達の遺産  〜 スバル アルシオーネ/レガシィシリーズ 〜」
http://www.geocities.jp/norimono_zukan/arcyone.html

要旨としては、アルシオーネは失敗だったが、その失敗がレガシィに活かされているというもの
よくある、アルシオーネをネタに面白おかしく扱ってる系なやつだな

その中で、下記のような一節があった

「そして車長に対しホイールベースが短くアンバランス、車高もクーペにしては高い。
レオーネをベースとしたが故にデザインにはかなり無理があったのです。」

他にもネット上では「ホイールベースが短い」という上記を端折ったような論も多い

果たして本当にそうだったんだろうか?
いい機会なので当時の2ドア車の数値を一覧にまとめてみた

▼1986年当時の2ドア車緒元一覧
ALC_Wheelbase.xls

▼参照元
「MOTOR MAGAZINE 86'世界の自動車特集」

※スカイラインの2枚ドアについては上記書籍に載っていなかった為、下記のサイトからR30を参照
R31はまだ発表されていなかったのかな?

▼「CARS JAPAN(Data base of Japanese car performance & specs)」
http://cars.jpn.org/


アルシオーネの緒元は
ホイールベース:2465mm
全長:4450mm

当時の2枚ドア車両郡からアルシオーネの寸法を相対的に比較してみると

・ホイールベースは短くない(むしろ長い部類に入る)
・車長は長めな方だが三段階に分ければ中のクラスに分類される

区分については標準偏差とか使うべきなのかな?
でも、やり方がよくわからないから、最大最小のものを除いて全体を三等分してみた

ついでにホイールベースについて検索してみると、下記の一節が見付かった

▼元RX-7開発担当者が問う!GT-Rは本当にスーパーカーか?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20071213/1005317/?P=2
………………………………………
そのためには、ハンドルを切ったときにクルマが素直に向きを変え始めることが大切で、ホイルベースは2400〜2500mmがベストである。
これより短いと直進安定性の面で問題が出てくるし、これより長いと直進安定性は増すが、クルマの回頭性が鈍くなる。
………………………………………

アルシオーネは2465mmだからベストと言われている中に入ってるな
それにしても、2400〜2500mmって範囲は100mmの間、拳一個分の長さ
これだけで性格が変わっちゃうなんて、シビアなもんなんだな

まぁ、アルシオーネはスポーツカーなんて目指してないから、長めなホイールベースの方が合ってるんだろうけど

ちなみに
「車高もクーペにしては高い。」については反論の余地無し
それは事実

でも敢えて反論するなら
アルシオーネは全天候型を目指して悪路走破性を考慮し、クロカン四駆的なエッセンスが入っていた
クロカン四駆に対して「車高が高い」と批判する人は居ない
そう考えると、車高の高さをマイナス要素として指摘するのは愚の骨頂かもしれない

自分としては低い車高で設計してくれた方がよかったな
今は目一杯車高を下げてるけど、元々車高が高い設計だから、これ以上下げると不具合が出る
それでも、他車の車高落とし加減に比べるとちょっと低くなったぐらいの車高でしかないからな
 
 
posted by 五条銀吾 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ALCYONE/関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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