2012年07月29日

アルシオーネとストラトス ゼロ


御大のブログに"ストラトス ゼロ"がとりあげられていた

▼MEEP! MEEP!
http://minkara.carview.co.jp/userid/926634/blog/27214733/
StratosZero.jpg
※画像は御大のものを借用

カッコいい
やっぱり、ベルトーネはいいなぁ

これがアルシオーネに繋がっていったんでしょうねと書き込んだら「絶対にアルシオーネには繋がらない」ですと
しまいには「小学生がデザインした様な」との酷評まで
同士と思っていたレオーネ乗りの方からも見捨てられ..

まぁ、デザインの評価なんて無意味だからいいんだけど

デザインはともかく、アルシオーネが優れていることを感性によらずに証明できるものがある
それが空力特性

当時のCG誌(1986年12月号・1987年1月号)に「風洞実験リポート 目で見る空気力学」という特集があって、その中でアルシオーネも計測されている

以下の二点を抜粋して引用
CD=空気抵抗係数
CL=揚力係数

▼ブガッティ/T35 (1927年)
CD=0.53・CL=0.03

▼ロータス/エリート (1961年)
CD=0.32・CL=0.12

▼アルファロメオ/SZ (1961年)
CD=0.38・CL=0.27

▼ホンダ/S800 (1967年)
CD=0.53・CL=0.29

▼アルファロメオ/ジュリア1300 (1968年)
CD=0.40・CL=0.18

▼ポルシェ/911 (1976年)
CD=0.34・CL=0.18

▼フェラーリ/308GTB (1977年)
CD=0.35・CL=0.02

▼三菱/ジープ (1986年)
CD=0.51・CL=0.12

▼アウディ/100CD (1986年)
CD=0.30・CL=0.10

▼スバル/アルシオーネ (1986年)
CD=0.32・CL= -0.01
※テスト車両は公表値/CD=0.29のVSではなく4WDのVRの為、若干悪くなっている
CG_198701_AlcCl.jpg

フェラーリに勝ってるな
しかも楽勝
うっひっひ

フェラーリは風洞実験を繰り返しとある
でも、アルシオーネも同じだし、且つ、数値的に優れているのにフェラーリよりも説明が少ない
むかむか

さすが舶来至上主義の日本だけある
自国で生産された製品に自信をもてないもんだな

どうやら空気抵抗よりも揚力を下げる方が大事らしい
アルシオーネはマイナス値だな
マイナスってことは揚力が発生しないってこと?
すなわち、エンジンからの出力を余計な抵抗のために使う必要がない
非力な割りに高速走行が楽なのはこんな理由からだったんだな

皆で必死で作り上げたアルシオーネ
その苦労は決して無駄じゃなかった
悲しむべきは付和雷同な国民性をもつ国で誕生してしまったことかな
 
 
posted by 五条銀吾 at 11:00| Comment(3) | TrackBack(0) | ALCYONE/関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アルシオーネのCD値、奇しくもMEEPさん自慢のエリートと同じ値ですね!ダウンフォースまで発生しているし。今度自慢してみてください(笑)

エリートもそのようですが、クルマの空力、実際には見えない部分の効果が大きいと聞きますね。(裏面や内部の空気の流れ、抜き方)

それにしてもCD値って言葉、最近聞かないなぁ(笑)相変わらず空気は存在するし、車は高速化しているんですがね…所詮は流行かな?
Posted by 灸太郎くん at 2012年07月31日 16:25
そう言えばそうでしたね
CD値は同じですがCL値が圧倒してますね
うっひっひ
まぁ、大人げないので、この辺でやめときますけどね

アルシオーネもフロア下は極力フラット化していると読んだことがあります
そして、後方下部は他車に比べると異様に地上との開きがあります
この辺がキモなんでしょうね

最近の情報って全くわかりませんけど、たとえば、エコカーの類は空気抵抗に気を遣っていると聞きましたよ

空力と言えば、「NAVI」誌/1985年12月号の「特集TALK85年国産車イッキ斬り」に以下の評論がありました
………………………………………
徳大寺有恒:で、アルシオーネなんだけど、あれは空力がひとつの売りで、まあまあ180〜190km/hは出るんだけど、180〜190でそんなに空力を詰めるなよって言いたくなるね。
これが250km/hカーなら、空力をうんと詰める意義が出てくるんだけど。
その辺のコンセプトがどうかな。
舘内端:空力でクルマを買う人はいないと思うんだな。
………………………………………
国内で250km/hを出す必要がある車なんてほとんどないので、エコカーでもなんでも空力を減らそうと努力している自動車メーカーは阿呆だと評論していますね

自動車評論家の先見性なんて、そんな程度なんでしょうね
Posted by ぼつ at 2012年07月31日 17:01
180km/hで効く空力は40Km/hでも間違いなく効いているんですけどね…

巨匠氏もアルピーヌやロータスなら同程度+αの最高速でも違った評価でしょうね。

空力にしてもハイブリッドにしても買う側の本音は「購入正当化のための理由づけのオマケ」な訳ですが、巨匠といわれるようなオピニオンリーダーには啓蒙的視点が求められると思いますね。

館内氏にしても、ジャガーV12でさんざんCO2を消費した挙句、「電気でエコ」といわれてもなぁ、という思いがします。

まあ、本音トークがナビ誌の売りでしたが。

いい歳のオッサンとしては、床下の見えない部分をディフューザやらストレーキやらアンダーパネルやらで「フルエアロ」にしてみたいです(笑)
Posted by 灸太郎くん at 2012年08月01日 19:28
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