2013年04月13日

SIM-Drive SIM-CEL のデザイン手法


■2013/03/27
面白い記事を見た

▼【SIM-Drive SIM-CEL 発表】通常とは逆の順序のデザインでCd値0.199達成
(Responseさん)
http://response.jp/article/2013/03/27/194591.html

ALC_20130327_SIM_CEL.JPG

以下、抜粋引用 …………………………
電気自動車(EV)ベンチャーのSIM-Driveは3月27日、EV試作モデルの第3弾となる『SIM-CEL』を発表した。
デザインを担当した畑山一郎プロジェクトマネージャーは「通常の車のデザインとは順序が逆の手法」をとったことで、0.2を切るCd値を実現したと語る。
畑山氏は「通常の車のデザインは、デザインをしてから空力の最適化を図る順序をとるが、SIM-CELでは空力的に最適化された形を最初に造ったのちに、デザインを始めた」と明かす。
具体的には「それを原理モデルと呼ぶが、非常に空力的に優れているといわれる卵を長手方向に半分にスライスした形を抽出し、自動車として成立できるよう初期デザインモデル、後期デザインモデル、デザイン決定モデル、そしてデザインフリーズモデルを決めていった」という。
さらに「コンピュータによる流体解析で空力の最適化を図ったところ0.199というCd値。
通常の車のCd値は0.35〜0.4くらいだが、我々の目標値である0.2未満を達成した」と述べた。
………………………… 引用終わり

車の空力に関わる話には触手が動いてしまうな

ここに「通常の車のデザインとは順序が逆の手法」と書いてある
この企業のサイトを見ても同じようなことが書いてある

▼SIM-Drive(NEWS 2013/03/27)
http://www.sim-drive.com/news/2013/0327release1.html

以下、抜粋引用 …………………………
デザイン手法
 SIM-CELは新しいデザイン手法として、“理論空力造形”を採用しました。
理論空力造形とは空力上最適化された水滴形状をベースとして、車体デザインをおこしていくSIM-Driveが開発した独自の手法です。
理論空力造形の採用により短時間で空力に関して最適化されたデザインの構築が可能となりました。
………………………… 引用終わり

気になる表現があるな
「空力上最適化された水滴形状をベースとして、車体デザインをおこしていく〜」

なんか、当たり前のような気がするけど珍しいことなのかな
少なくともアルシオーネはこうやってた
http://hj-tsubo.seesaa.net/article/183764078.html

アルシオーネの場合、
「開発は、空力エンジニアとデザイナーがそれぞれ空力最適化モデル、デザイン・モデルを製作し、それぞれの整合を求めるという形で進められた。」
とある

https://hj-tsubo.up.seesaa.net/image/CarStyling_1985summer_07.jpg

走る三角定規と揶揄されカクカクの代表に位置するアルシオーネだけど、実は今の新幹線にも通じる様なエッジが一切ない丸いデザインからスタートしたと言っても過言ではない

そして以下の様にも書かれている
『エクステリアを担当した杉本清デザイナーはこう主張する。
「丸くなる傾向は見えていたが、我々は丸とか角ではなく、スピード感を印象付けることに的を絞ったのだ」』


この判断の良し悪しなんて個人の主観でしかないから、どちらだったかなんてのは愚の骨頂
(販売面では明確に結果が出てしまったけど)
自分は最高と思うけどな

なので、SIM-Driveさんの以下の記述はちょっと引っかかる
「理論空力造形とは空力上最適化された水滴形状をベースとして、車体デザインをおこしていくSIM-Driveが開発した独自の手法です。」

まぁ、いいんだけど


ついでに空力絡みの過去ネタ

■2013/01/21(Tech-on!さん)
横浜ゴム、タイヤの内側にフィンをつけて自動車全体の空気抵抗を減らす
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121219/257302/
 
 
posted by 五条銀吾 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ALCYONE/関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする