2012年05月11日

アルシオーネのクイックシフト

シフトノブのスプリングピン抜きがようやく終わった
http://hj-tsubo.seesaa.net/article/269349361.html

ピン抜き作業に並行してノブの装着方法についても考えてた

【シフトノブ換装】

■2012/04/25
アルシオーネのシフトノブはネジ固定式じゃない
でも装着したいノブはネジ固定式

色々と方法を考えた結果、レバーとノブの間にスリーブを入れることにした
ポイントは以下
・レバー径はΦ12(ノブ下端の隙間にノギスを突っ込んで計ったから不正確かも)
・ノブの穴は60mmの深さで奥がΦ14、出口径はΦ18のテーパー状になってる
・ノブ穴の奥には外径から1mmの深さで25mmの長さの両面カットがされてる
・ノブとスリーブの固定は接着(エポキシ系かな)
・スリーブとレバーの固定はセットボルト(ニ方向から二本・スリーブの肉厚からだとM3か)

上記ポイントを基にエクセルでスリーブの図面を書いて旋盤屋の先輩に相談
しかし、GW前の繁忙期でGW中の作業には間に合わせられなさそう

会社で自作するしかないなと思ったけど、テーパー加工はちょっと不安
そもそもΦ18に合う丸棒が転がってなかった
苦手な旋盤作業だけに諦めも早いけど物ができないのは困る

■2012/04/26
先輩に甘えるのは止めて、ネットで近場の旋盤屋を探してみる
近所にうってつけのところを見つけた

▼メンテナンス&クラフト アキナガ(MCA)秋永鉄工
http://www1.ocn.ne.jp/~yawara/

図面を送付して見積もり依頼をする
エクセルで書いた図面モドキでは説明不足だし相談したいこともあったので、訪問して打合せをすることにしてもらった

で、スプリングピンが抜けたレバーを抜きにかかる
ところが、10mmくらい上に動いただけでそれ以上は動かない
何かが引っかかってる感じで回転はするけど抜けない

以前、ちあきさんが送ってくれた部品構成図を見ると

MTシフト.JPG

35146カラー?
35146カラー?
が何かしらの邪魔をしてるのか
この部品の意味は何なんだろう?

レバー上端にある4WDスイッチと配線の取り外しは
35044Aのコネクタ?
を外せばいいのかな

でも4WDスイッチ固定ネジを外して、スイッチを上に引っ張ってもコネクタが見えるところまでは上がってきてくれない
力一杯引っ張ればコネクタが外れるんだろうか
線が切れるのが怖くて中断

■2012/04/27
レバーが固定されないまま運転してみる
試しにレバーの角度を変えて手前に向くようにするとなかなかいい位置にくる

ALC_20120427_Shift.jpg

でもストロークが変わるわけじゃないから、やはりノブ交換へと突き進むしかない

■2012/04/28
秋永鉄工さんに行く
背景を説明して寸法の公差やら加工について相談
2000円でやってくれることになった

この秋永鉄工さん、秘密基地みたいで面白い
しかも、自分と同じ会社に知人がいるとのことで世間は狭いと実感

※この日のことがブログに書かれてた
http://blog.goo.ne.jp/spermans/e/9380574b1e500952914f90a53c69f294

この写真、リップスポイラーの白テープを剥がした直後だったから尚更みすぼらしく見える
とほほ

■2012/04/29
純正ノブ抜きに再挑戦
昔、大田区のプレスの匠が「油が命」って言ってたのを思い出して、ノブの下側からシリコンスプレーを噴く
粘い感触はありつつもだんだんと抜けていって、やっとのこと全部抜けた
感動

ALC_20120429_ShiftKnob_02.jpg

レバーはパイプ状ではなく無垢だった
レバーにはスイッチの配線用の逃がし溝があった
4WDスイッチの配線はコネクタなんかなくて直付けだった

試しに新しいノブを入れてみる

ALC_20120429_ShiftKnob_04.jpg

劇的に短くなるな

とりあえず4WDスイッチから配線を切ってスイッチを外す
レバーにテープを巻いてノブを圧入して試走してみた

ストロークが短くなって猛烈に気持ちいい
でも手首で操作って感じにはなってないな(仮組みだから力が入れられないせいもあるのか)
普通は短くするとシフト操作が重くなるらしいけど、リンク機構のお陰か重くは感じない

ただ、ノブが短すぎて特に1速はかなり遠くなった
長過ぎても遠いし、短過ぎても遠いんだな
長くすればストロークが増えちゃうし、どこを妥協点とするか悩ましい

そう言えば、レバー径はΦ12.1だった
なんか半端な数字だな
富士重他車のシフトレバーのネジはM12の1.25ピッチらしい
それを睨んでの寸法なのかな
ダイスでネジを切れば市販のノブも使えるってことでもある

試しにネットでノブを探してみた
最近は球形のものが流行りらしい
でも革製のは高いや
それにアルシオーネには丸いノブやジュラコンのノブは雰囲気が合わないかな

■2012/04/30
実際に採寸した数値でスリーブの図面を修正
ついでに自分でできる加工は自分でするようにして依頼する加工を極力減らした

■2012/05/01
製作完了の報を受けスリーブを受け取りに行く

ALC_20120501_ShiftKnob_01.jpg

当初、材質はアルミを指定してた
しかし丁度材料が無く即日納品は無理とのことで鉄に変更
でも、納品の時にはステンレスになってた
錆びない方がいいでしょ、との気遣い
感謝

追加工を開始
先端の両面カットとM3タップ

しかし
ステンレスは粘くて、二箇所の平面カットは必死のヤスリがけ

ALC_20120501_ShiftKnob_02.jpg

固定用のM3タップに至っては下穴をあけるのにハンドドリル(手動式)で30分かかった
電ドルのバッテリーが放電し切ってたので充電を開始したけどハンドドリルで何とかなった
タップ立てはいつもより慎重にやったのに瞬間的に折れてしまった
SUSへのM3タップ立てって時点で不安だったけど予感的中
結局、秋永鉄工さんに電話して再加工を依頼

秋永鉄工さん、直ぐに加工してわざわざ自宅まで届けにきてくれた
ついでに、ちょっと立ち話し
加工賃はオマケしてくれた
感謝

作業再開
新しいノブとスリーブの固定は両面テープを使った
ノブとレバーの固定はM3セットボルト1本
配線逃がし用の溝が位置決め用のセットボルトの回転防止に使えるから1本で済んだ
4WDスイッチを結線し直す
4WDスイッチを結束バンドで固定(暫定対策だけど恒久になっちゃうかも)

ALC_20120501_ShiftKnob_03.jpg

ALC_20120501_ShiftKnob_04.jpg

ALC_20120501_ShiftKnob_05.jpg

早速試走
ノブの高さを最下段から徐々に上げて腕の位置とストロークのバランスを探る
最下段から20mmくらい上げた位置が丁度良さそう
もうちょっと上げてもいいかな
レバーの配線逃がし用の溝が上から下まで通ってたから調整範囲も広くてラッキーだった

ノブを上げてもさほどストロークには影響なさそう
シフトチェンジが一層楽しくなったな
楽し過ぎて無意味にシフトチェンジしちゃうわ

でもシフトダウンの度にアクセルを煽ってたら、案の定、HLA異音発症
折角楽しくなったのに異音発症に繋がってしまうこのジレンマ
とほほな状況だな
 
 
posted by 五条銀吾 at 11:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ALCYONE/整備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする